クロス、巾木・欠損補修 | 東京都江東区

個人のお客様のご依頼で、現在お住まいになっているマンションの気になっているところの部分補修の依頼案件です。

こちらのお部屋、新築で入居されてから16年お住まいになっていると言う事で、きれいに使われてはいるのですがやはり気になるところが出てきているとの事です。特に気になってらしたのがお掃除の際に気をつけていても掃除機がぶつかってしまうリビングと寝室の壁の巾木の欠損とクロスの剝がれです。
施工前がこちら👇

巾木 欠損 クロス 剥がれ

今後もいろいろなものがぶつかることを想定して、まずは剝がれてしまっている部分を丁寧に取り除き、欠けてしまっている巾木の角を強度のある充填剤で再生します。その後本来の形に整形した後、周りの巾木の色に調色した塗料で彩色し、やはり強度のあるコーティング剤を手摺り込みしました。

問題はその上のクロスの剥がれで、築後16年経過しており壁に使われているクロスは既に廃版となっていたため、施工前に色と網目模様の感じを確認させていただき、クロス屋さんから最も近いと思われるクロスを仕入れました。それでも特に色目は経年変化をおこしている壁の広い面とは違うため、そこに合わせるため淡い色を調色して風合いを合せました。
施工後がこちら👇

角の折り返しで二重になっているところも再現したのですが、調達したクロスが元の物より微妙に厚みがあっためよ~く見ると継ぎ目が判ってしまう仕上がりになってしまったのですが、色はうまく馴染ませることができたので依頼主様からは「ぱっと見で全然判らないからOK。昔のとは違う壁紙でここまでやってくれてありがとう。」とお褒めの言葉をいただきました。

壁紙や巾木など、全面的な張り替えや取り換えでなく部分補修をすることで安価にかつ綺麗にお部屋の印象を改善できますので、気になる傷、欠け、はがれ等々がありましたら遠慮なく一度ご相談ください。江東区、墨田区、中央区、江戸川区を中心に東京23区から承っております。
良いものを長くお使いになるお手伝いができれば幸いです。